パーシャルデンチャー(部分床義歯) |
ブブン? ショウ ギシ |
自分の歯が1本でも残っているときに、残っている歯にクラスプと呼ばれるバネのような装置を引っ 掛けることで固定する部分入れ歯のこと。 |
パーフォレーション |
|
根管治療の失敗で歯の根っこに穴を空けてしまうこと。 |
バイオハザードマーク |
|
厚生労働省では、感染性廃棄物を入れた容器には、関係者が一目で感染性廃棄物であることを識 別できるように「バイオハザードマーク」を添付することを奨励しています。感染性廃棄物とは、医療 機関で発生する廃棄物のうち、感染のおそれのある廃棄物(注射針、メス等)。他の廃棄物と分離し て保管、収集、処分することが義務付けられています。バイオハザードマークは廃棄物の種類に よって3種類あります。赤色バイオハザードマークは血液など液状、泥状のものを廃液等が漏洩し ない密閉容器へ。黄色バイオハザードマークは注射針、メスなど鋭利なものを対貫通性のある堅 牢な容器へ。橙色バイオハザードマークは血液が付着したガーゼなど固形状のものを丈夫なプラ スチック袋を使用。 |
ハイドロキシアパタイト |
|
歯や骨を構成している成分で、リン酸カルシウムで出来ている。 |
排膿(pus discharge) |
ハイノウ |
溜まった膿が出ること(あるいは、人為的に出すこと)です。 |
歯ぎしり(ブラキシズム) |
|
睡眠中に歯が強く擦れ合ってギギギという音が出る状態(グラインディング)、歯を強く噛みしめたり くいしばること(クレンチング)、歯をすばやくカチカチと鳴らすこと(タッピング)などの総称、ブラキシ ズムや咬合神経症とも言う。 |
バキューム |
|
治療時に、口腔内から唾液や、歯を削った細かい粉等を吸い取る治療機器のこと。 |
破折線 |
ハセツ セン |
折れたり割れたりした歯の、割れている線のこと。 |
8020運動 |
|
自分の歯が、80歳になっても20本残っているようにしようという運動をはちまるにまる運動という。 |
抜糸 |
バツ イト |
歯科用語では、(ばっし)とは読まずに、(ばついと)と読みます。歯を抜く抜歯との区別を付けるた めで、読み間違いではありません。 |
抜歯窩 |
バッシカ |
抜歯した後の、歯のあった部分の傷跡(穴)のこと。 |
抜歯窩治癒不全 |
バッシカ??? チユ??? フゼン |
抜歯した後の傷跡がきちんと治らずに、ドライソケットなどのように炎症を起こすこと。 |
抜歯窩再掻把 |
バッシカ??? サイ ソウハ |
ドライソケットの治療法のひとつで、抜歯窩の骨を再度削って出血させ、血餅の形成を促すこと。 |
抜髄 |
バツズイ |
虫歯が歯髄にまで達してしまった場合に、歯髄を取り除く治療のことで、麻酔をして行うため、略し て麻抜(まばつ)とも言う。 |
パノラマ断層X線写真(オルソパントモグラフィー) |
パノラマダンソウエックス セ ン シャシン |
顎と歯の全体像をみることができる。エックス線は、歯肉、さらに骨や歯など通常は光を通さない物 質を透過する作用(物質透過作用)がある。通常の白黒写真は風景などを小さくフイルムに収める ためにレンズで集光する必要性がありますが、エックス線写真は円錐形状に放出されたエックス線 の、被写体を透過したものだけを直接フイルムに収集する、いわゆる「影絵の写し取り」です。 |
斑状歯 |
ハンジョウシ |
正しい呼称は慢性歯牙フッ素中毒症。まだら模様になった歯のことで、長期間にわたりフッ素を過 剰摂取した際、歯の表面に白や褐色のまだら模様のシミが現れることがあります。斑状歯は永久 歯が生えてから14歳前後までに現れます。 |
反対咬合・下顎前突(受け口) |
ハンタイコウゴウ カガク? ゼントツ |
歯を噛み合わせた時に、下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態のこと。 |
反対側 |
ハンタイソク |
左右の反対側のこと。 |
バンド |
|
セパレーターをセットした後に、それによってできた隙間にバンド(金属の輪)を歯冠に付けます。矯 正治療の流れの初期に行われます。 |
PMTC |
|
プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、歯科医師や衛生士が専門的な歯科 器具を使用して、歯垢や歯石等をきれいに取り除く治療のこと。 |
P処 |
|
ペリオ(歯周病)処置の略。歯石などのスケーリングの処理で、状態に応じて患部を消毒する、麻酔 を実施するなどの歯周病の処置の略称のことをいいます。 |
PTC |
|
プロフェッショナル・トゥース・クリーニングの略で、特殊なブラシやラバー等の清掃器具を使用して、 歯の表面の汚れや色素を落とす処置のこと。 |
非歯原性歯痛 |
ヒ? シ? ゲンセイシツウ |
関連痛のように他の場所に原因があるのに歯が痛む症状や、非定型歯痛のように原因がよくわか らない歯の痛み、肩や首の筋肉痛が原因の筋・筋膜痛など、歯が原因ではない歯の痛みの総称。 |
非定型歯痛 |
ヒ? テイケイ シ ツウ |
原因不明の歯の痛みのことで、歯を治療しても、抜歯しても痛みが治まらない。いくら検査しても痛 みの原因や異常が見つからない状態のこと。突発性歯痛とも言う。 |
ファイバーコア |
|
ファイバーコア(ファイバーポスト&レジンコア)とは、FRC(ガラス繊維強化樹脂)という支柱(ポスト)を 入れることによって、レジンコアの強度を改善する目的で開発された土台(コア)です。 |
ファイル |
|
根管治療に使う、細い針金のような歯科器具。種類としてはKファイル・Hファイル・リーマー等があ |
フォルムクレゾール |
FC |
根管治療に使用する薬品の一種。 |
複雑窩洞 |
|
隣接面(近心面か遠心面)を含む窩洞のこと。 |
覆罩(覆髄) |
フクトウ(フクズイ) |
レジンやセメントなどの材料を使って、歯の神経(歯髄)の保護をすることです。 覆髄(覆罩)には、直 接覆髄(直接覆罩)と間接覆髄(間接覆罩)があります。 |
副鼻腔 |
フクビクウ |
鼻腔(鼻の中の呼気の通り道)に隣接した骨の中にある鐘体状の空洞のことで、前頭洞、篩骨洞、 上顎洞、蝶形洞の4つがある。鼻の病気「蓄膿症ちくのうしょう)」は正式には副鼻腔炎と言って、こ れらの部分に炎症がある状態のことを言う。 |
不正咬合 |
フセイ? コウゴウ |
噛み合わせが正常ではない状態のこと。 |
フッ素 |
フッソ |
歯の表面のエナメル質を強くして虫歯を予防する成分で、特に乳歯や生えたばかりの永久歯に効 果が高い。 |
ブラキサー |
|
歯ぎしり(ブラキシズム)の習癖を持つ人のこと |
プラーク(歯垢) |
シコウ |
口腔内細菌が作り出す、虫歯や歯周病の原因となる物質のことで、食べかすに含まれる糖類が結 合して出来るデキストリン(多糖類)や細菌等のかたまり。歯垢とも言う。 |
プラークコントロール |
|
正しい歯磨きや食生活の改善等で、プラークの発生を予防すること。 |
プラークコントロールレコード(プラークスコア) |
|
O'Leary(オレリー)という人が考え出した、プラーク(歯垢)の磨き残しを表す指数のことです。それを 調べることにより、プラークコントロールがしっかりと出来ているかどうか、どの部分に磨き残しが多 いのかなどが分かりますので、それを参考にして患者様に歯磨きの指導を行ったりすることができ ます。また、プラークスコアは一般的に20%以下であれば、良く磨けていると判断されます。 |
ブラケット |
|
矯正を行う際に、ワイヤーを通すために歯に装着する装置です。ブラケットにはあらかじめ角度が 付けられているため、歯の適切な位置にブラケットを装着すれば、後は自動的にワイヤーが理想的 な歯並びになるように歯を動かす仕組みになっています。 |
ブラックトライアングル |
|
歯と歯の間の歯肉が下がり、前歯などに見られる三角形の隙間のこと。 |
ブラックマージン |
|
歯肉とセラミックの境が黒ずんでしまうこと 。 |
|
|
|
TBI(ブラッシング指導) |
|
歯科衛生士が行うブラッシング指導の事で、トゥース・ブラッシング・インストラクションの略。 |
プラットホーム |
|
インプラントとアバットメントとの接続面のこと。 |
プラットホーム・スイッチング |
|
アバットメントの直径を、フィクスチャーのプラットフォーム直径よりやや小さくさせることで、プラット フォーム付近の骨や歯肉の吸収を防ぐこと。 |
フラップオペレーション(歯肉剥離掻爬手術) |
シニクハクリソウハシュジュツ |
フラップオペレーションのことで、通常の治療では改善が見られない場合に、歯肉をメスで切開し歯 根部分をむき出しにして、奥深くに付着した縁下歯石や病気に感染した歯肉を直接除去したり、骨 が吸収されてしまった部分をきれいにする歯周病治療で、または略してフラップとも言う。 |
フラップレス手術 |
|
粘膜の切開、剥離を行わずにインプラントを埋入する低侵襲の手術のこと。 |
ブリッジ |
|
ブリッジとは少数の歯が失われた部分を回復する固定性の修復物。むし歯やけが、歯槽膿漏(歯 周病)などによって歯が失われた時に、両側に残っている歯に冠(クラウン)をかぶせて治療を行 う。架橋義歯(かきょうぎし)ともいう。 |
プロビジョナルレストレーション(プルビジョナルクラウン) |
|
プロビジョナルクラウンシステムとも言います。ジルコニアなど強度の高い最終被せ物を装着する 前に、テスト的に使用するダミーの被せ物の事。通常の仮歯は最終的な修復物が完成するまでの 間、臨時に装着するプラスチックの歯で、見た目をカバーする応急処置的な意味合いが強いもので す。それに対しプロビジョナル(プロビジョナルレストレーション)は「プレ(先行して)」「ビジョン(完成 を見越した姿を描く)」という言葉が示す通り、最終的な被せ物を想定して入れる被せ物を指しま す。審美性・清掃性共に満足いく仕上がりを追及するためには欠かすことのできないものです。 |
プロービング |
|
歯周ポケットの深さを測ること。 |
プローブ(プローベ) |
|
歯周ポケットの深さを測るための歯科器具。 |
分割抜歯 |
ブンカツバッシ |
横向きに生えた親知らずを口腔内で折って分割して抜歯する方法のこと。または、下顎の大臼歯 の2本ある根っこの片方が折れたり穴があいて状態が悪いが、もう一方の根っこの状態が良い場合 に、悪くなった方の根っこだけを分割して抜歯し、半分を残す方法(ヘミセクション)のこと。 |
ヘッドギア |
|
頭部や頸部などの口腔外に固定源を求めてゴムの力で上顎の臼歯に遠心方向への矯正力を加え る装置。 |
ヘミセクション |
|
下顎の大臼歯の2本ある根っこの片方が折れたり穴があいて状態が悪いが、もう一方の根っこの 状態が良い場合に、悪くなった方の根っこだけを分割して抜歯し、半分を残す方法のこと。 |
ぺリオドンタル |
|
歯ぐきや歯槽骨等の歯周組織のこと。または歯周治療のこと。 |
ぺリオドン |
|
根管治療に使用する薬品のひとつで、歯髄炎などで痛みの出た神経を失活させる効果がある。 |
縫合(ナート,スーチャー) |
ホウゴウ |
縫合わせること,特に外傷の傷口や手術時の切り口を縫合わせて,ふさぐこと。縫合針,持針器お よび縫合糸によって行う。縫合糸として用いられる材料には,絹糸,テトロン,テフロン,ナイロン, ポリプロピレンなどの合成繊維製糸,銀線などのほかに,カットグート,コラーゲン糸,ポリアミノ酸 製の糸などのように,体内で分解吸収される吸収性縫合材料もある。 |
萌出 |
ホウシュツ |
歯が生えてくること。 |
ポーセレン |
|
セラミックのことで、主に前歯の治療後のかぶせ物に使われる、保険適用外の瀬戸物のような陶材 のこと。保険適用の材料よりも変色し難い。 |
ホームホワイトニング |
|
漂白剤を塗ったマウスピースを、好きなときに一日数時間装着することによって歯を白くする、家庭 で行うホワイトニング。 |
ボーンアンカードブリッジ |
|
無歯顎欠損に対して、下顎で5~6本、上顎で6~8本のインプラントを用い、スクリューまたはセメ ントにて上部構造を連結固定するブリッジ形態の補綴方法。もっとも骨質の良いとされる下顎オトガ イ孔間、上顎洞前壁間で用いれば、即時荷重も可能であるとされる。 |
補強線 |
ホキョウセン |
入れ歯を補強するために、床に埋め込むワイヤーのこと。 |
母子感染 |
ボシ??? カンセン |
1~2才位の子供において、母親とのスプーンの共有や口移し等が原因で、虫歯の原因となる菌が 感染してしまう事。 |
ホスピタリティ |
|
ホスピタリティ」とは、「思いやり」「心からのおもてなし」という意味です。サービス業のみならず、最 近では医療現場などでも頻繁にその言葉が使われるようになりました。形や行動などで示す「マ ナー」は相手に不快感を与えないための最低限のルールです。しかし、そこに「心」が加わると、「ホ スピタリティ」になります。 |
保存治療 |
ホゾン? チリョウ |
歯を抜歯することなく、神経を保護していつまでも自分の歯を使い続けるために行われる治療法の こと。大切な歯を維持、保存しながら機能させていく。 |
保定治療 |
ホテイ? チリョウ |
矯正治療で歯の移動が終わり、装置を外した後に歯並びが元に戻ってしまわないようにする治療 のこと。 |
保定装置 |
ホテイ? ソウチ |
矯正治療で歯の移動が終わり、矯正装置を外した後に歯並びが元に戻ってしまわないようにする ために使用する保定装置のこと。 |
補綴 |
ホテツ |
歯を削った部分や欠損部に、詰め物やかぶせ物、入れ歯、インプラント等を入れること。入っている ものの事を補綴物(ほてつぶつ)と言う。 |
ホワイトコート |
|
歯のマニキュアのことで、歯の表面に薄くCRを塗布することで歯を白くする。短時間で白くすること が出来る。 |
ホワイトニング |
|
漂白剤等を使用して、歯の色を白くする治療方法で、歯科医師の指導を受けて家庭で行う、ホーム ホワイトニングと、歯科医院で高濃度の薬剤を使い強い光を当てて短時間で作用させるオフィスホ ワイトニングがある。 |
ボンディング |
|
歯質とコンポジットレジンを接着させる成分である。 エッチングにより被着歯質表面を処理しプライ マー成分を浸透させ、プライマーが浸透した部分(歯質のボンディングレジンに対する濡れ性が向 上するため)にボンディングレジンが浸透し重合することで、レジンと歯質の接着が成立する。 |